車検で落ちやすいポイント10選!タイヤ・ライト・車高など事前に確認したい項目を解説

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「そろそろ車検だけど、自分の車は問題なく通るかな?」

「タイヤやライトを交換したほうがいいの?」「車をカスタムしているけど、車検に通るか心配……」

このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

車検では、ブレーキやタイヤ、ライトなどの安全に関わる部分だけでなく、車体の状態や排気ガス、保安基準に適合しているかどうかなど、さまざまな項目が確認されます。

普段は問題なく運転できていても、部品の劣化や消耗、知らないうちに取り付けたパーツなどが原因で、不合格になることもあります。

特に軽自動車は、通勤や買い物などの日常使いが中心の方も多く、車検前に細かな部分まで点検する機会が少ないかもしれません。

そこでこの記事では、車検で不合格になりやすいポイントを10個に分けて解説します。

自分で確認できる項目や、整備工場に相談したほうがよい項目も紹介するので、車検を控えている方はぜひ参考にしてください。

※この記事では一般的な自家用乗用車・軽自動車を想定しています。車種や年式、適用される保安基準などによって判定条件が異なる場合があります。

車検で落ちやすいポイント10選【一覧表】

まずは、車検前に確認しておきたい10項目を一覧にまとめました。

車検で落ちやすいポイント10選
チェック項目 主な確認内容 自分で確認
① タイヤ 溝の深さ・ひび割れ・損傷 できる
② ヘッドライト 点灯・明るさ・光軸 一部できる
③ 灯火類 ウインカー・ブレーキランプなど できる
④ フロントガラス ひび割れ・視界・フィルム 一部できる
⑤ ワイパー 拭き取り・ウォッシャー液 できる
⑥ ブレーキ 制動力・部品の摩耗 一部できる
⑦ 足回り 異音・損傷・オイル漏れ 一部できる
⑧ 車高・ホイール 最低地上高・突出・干渉 一部できる
⑨ マフラー 排気漏れ・騒音・排気ガス 一部できる
⑩ 保安装置 シートベルト・警告灯など 一部できる

※自分で確認できる範囲の目安です。車検の合否は車両の状態や適用される保安基準によって異なります。専門的な点検が必要な項目は整備工場などに相談してください。

自分で確認できる部分もありますが、見た目だけでは判断できない項目もあります。

車検に通るかどうかを確実に判断するには、必要に応じて整備工場などで点検を受けましょう。

① タイヤの溝が少ない・ひび割れがある

車検前に必ず確認しておきたいのがタイヤです。

タイヤは路面と直接接する部品であり、安全に走行するために重要な役割を果たしています。

タイヤの溝が1.6mm未満になっている

一般的な自家用乗用車では、タイヤの溝の深さが使用限度を下回っていると車検に通りません。

目安となる基準は、残り溝1.6mmです。

タイヤには、溝が少なくなったことを知らせる「スリップサイン」が設けられています。

スリップサインが露出している場合は、タイヤの使用限度に達しているため、交換が必要です。

ただし、スリップサインが見えていなければ必ず安全というわけではありません。

溝が残っていても、タイヤの劣化や損傷によって交換が必要になることがあります。

タイヤにひび割れや損傷がある

長期間使用したタイヤは、ゴムが劣化してひび割れが発生することがあります。

特に確認したいのは次の部分です。

  • タイヤの側面に大きなひび割れがないか
  • ゴムが欠けたり、剥がれたりしていないか
  • タイヤが膨らんでいる部分がないか
  • 異物が刺さっていないか
  • 偏った摩耗が発生していないか

タイヤの側面に膨らみがある場合は、内部構造が損傷している可能性があります。

そのまま走行すると危険なため、使用を控えて整備工場などに相談しましょう。

車検前にタイヤを交換するべき?

溝が十分にあり、損傷や劣化などの問題がなければ、車検前だからといって必ず交換する必要はありません。

一方、交換時期が近い場合は、車検と同時に交換することで手間を減らせることがあります。

軽自動車のタイヤ交換費用については、タイヤ本体の価格だけでなく、組み替えやバランス調整、廃タイヤ処分などの費用も含めて確認しましょう。

② ヘッドライトの不具合や光軸のズレ

ヘッドライトは、夜間の視界を確保するだけでなく、対向車や歩行者に自車の存在を知らせるためにも重要です。

車検では、単にライトが点灯するかどうかだけでなく、明るさや照射方向なども確認されます。

ヘッドライトが暗い

ヘッドライトのレンズが黄ばんでいたり、曇っていたりすると、光量や配光に影響することがあります。

また、バルブの劣化や不適切な交換部品が原因で、必要な性能を満たさなくなるケースもあります。

特に年式の古い軽自動車では、ヘッドライトの黄ばみや劣化に注意しましょう。

光軸がズレている

光軸とは、ヘッドライトの光が照射される方向のことです。

光軸が適切でない場合、前方を十分に照らせなかったり、対向車にまぶしい光を向けたりするおそれがあります。

次のような作業を行った後は、光軸の確認が必要になることがあります。

  • ヘッドライトバルブを交換した
  • ヘッドライトユニットを交換した
  • サスペンションを変更した
  • 車高を変更した
  • フロント周辺を修理した

見た目だけでは正しい光軸かどうかを判断できないため、不安がある場合は整備工場で測定してもらいましょう。

LEDやHIDへの交換にも注意

純正ハロゲンからLEDやHIDに変更する場合は、製品を取り付けられることと、車検に適合することは別問題です。

光源と灯具の組み合わせ、配光、光量、取り付け状態などによって判定が変わる可能性があります。

購入前に、自分の車種に適合する製品かどうかを確認することが大切です。

③ ウインカーやブレーキランプが点灯しない

ウインカーやブレーキランプなどの灯火類も、車検前に確認しておきたい項目です。

電球切れはもちろん、LED化やスモーク加工などによって基準に適合しなくなる場合もあります。

確認したい灯火類

  • ヘッドライト
  • 車幅灯
  • ウインカー
  • ハザードランプ
  • ブレーキランプ
  • ハイマウントストップランプ
  • テールランプ
  • バックランプ
  • ナンバー灯

車種や装備によって、確認対象となる灯火類は異なります。

ウインカーの色や点滅速度

ウインカーは、基本的に橙色で、点滅回数は毎分60回以上120回以下という基準があります。

点滅速度が極端に速い場合や、左右で動作が異なる場合は、バルブ切れや電気系統の不具合などが考えられます。

また、レンズを交換する場合は、点灯時の色や必要な性能を満たしているか確認しましょう。

ブレーキランプは自分でも確認できる

ブレーキランプは、運転席から直接確認するのが難しい部分です。

家族などにブレーキペダルを踏んでもらい、車両後方から点灯状態を確認するとよいでしょう。

壁やガラスへの反射を利用して確認できる場合もありますが、確実性を重視するなら補助者に見てもらう方法がおすすめです。

灯火類は、比較的簡単に確認できる項目なので、車検前に一度チェックしておきましょう。

④ フロントガラスのひび割れやフィルムの貼り付け

フロントガラスは、運転中の視界を確保するために重要な部品です。

ひび割れの位置や大きさ、損傷の状態によっては、車検に通らない可能性があります。

小さな飛び石傷でも注意

高速道路などを走行していると、飛び石によってフロントガラスに傷が付くことがあります。

小さな傷だからといって、必ず問題がないとは限りません。

特に運転者の視界に影響する場所や、ひび割れが広がっている場合は注意が必要です。

傷が見つかったら、早めに専門業者へ相談しましょう。

フロントガラスのフィルムにも注意

フロントガラスや運転席・助手席の側面ガラスには、可視光線透過率に関する基準があります。

一般的に、対象となるガラスは可視光線透過率70%以上を確保する必要があります。

もともとのガラスに色が付いている場合、後から透明なフィルムを貼り付けても、組み合わせた状態で基準を満たせないことがあります。

「透明だから大丈夫」と自己判断せず、フィルムを施工する前に確認しましょう。

なお、ガラスの損傷やフィルムの適否は、状態や適用基準によって判断が異なります。

⑤ ワイパーの劣化やウォッシャー液の不具合

ワイパーは、雨天時にフロントガラスの視界を確保するための重要な装置です。

普段は問題なく使えていても、ゴムの劣化や部品の故障によって車検で指摘されることがあります。

ワイパーゴムが劣化している

ワイパーゴムが劣化すると、次のような症状が出ることがあります。

  • 拭きムラができる
  • ガラスに水滴が残る
  • 動かすと異音がする
  • ゴムが裂けている
  • ワイパーが正常に動かない

拭き取りが悪くなっている場合は、ゴムやブレードの交換を検討しましょう。

ウォッシャー液が出ない

ウォッシャー液が出ない場合は、液切れだけでなく、ノズルの詰まりやポンプの故障なども考えられます。

車検前には、次の項目を確認しておくと安心です。

  • ワイパーが正常に動作するか
  • ゴムが破損していないか
  • ウォッシャー液が十分に入っているか
  • 噴射口から液が出るか

ワイパーゴムの交換は比較的簡単な作業ですが、車種によって取り付け方法が異なります。

自分で交換する場合は、適合する部品を選びましょう。

⑥ ブレーキの効きや部品の摩耗

ブレーキは、車を安全に停止させるために欠かせない装置です。

車検では、ブレーキの制動力や左右のバランスなどが確認されます。

普段の運転で違和感がなくても、内部の部品が摩耗していることがあります。

ブレーキパッドの摩耗

ディスクブレーキを採用している車では、ブレーキパッドが摩耗すると交換が必要になります。

摩耗が進むと、制動性能に影響するだけでなく、ブレーキディスクを傷める可能性もあります。

ただし、ブレーキパッドの残量だけで車検の合否が決まるわけではありません。実際の判定では、制動力や部品の状態なども確認されます。

ブレーキを踏むと異音がする

ブレーキを踏んだときに異音がする場合は、ブレーキパッドの摩耗や部品の異常などが考えられます。

また、ペダルを踏んだときの感触に違和感がある場合も注意が必要です。

次のような症状がある場合は、車検まで放置せず点検を受けましょう。

  • ブレーキを踏むと金属音がする
  • ペダルの踏み応えが普段と違う
  • ブレーキをかけると車が左右に流れる
  • ブレーキ警告灯が点灯している

ブレーキは安全に直結する部分です。異常が疑われる場合は無理に走行せず、整備工場などに相談してください。

⑦ サスペンションや足回りの不具合

サスペンションは、路面からの衝撃を吸収し、タイヤを適切に接地させる役割を持っています。

長期間使用した車では、部品の劣化や損傷によって車検で指摘されることがあります。

ショックアブソーバーのオイル漏れ

ショックアブソーバーは、車体の揺れを抑える部品です。

劣化や損傷によってオイル漏れが発生している場合は、点検や修理が必要になることがあります。

ただし、表面の軽いにじみと、機能に影響する漏れは同じではありません。見た目だけで合否を判断するのは難しいため、整備士に確認してもらいましょう。

足回りから異音がする

走行中に段差を越えたとき、足回りから異音がする場合も注意が必要です。

原因としては、サスペンション部品の劣化や取り付け部の緩みなどが考えられます。

異音があるから必ず車検に落ちるわけではありませんが、故障の兆候である可能性があります。

車検前に確認したい症状

  • 段差を越えると異音がする
  • 車体の揺れが以前より大きい
  • タイヤが偏って摩耗している
  • 車体の左右で高さが違う
  • 足回りに損傷や異常な漏れがある

足回りの点検には、車両を持ち上げて確認する作業が必要になることもあります。

安全のため、無理に自分で車の下へ潜り込まず、専門業者に点検を依頼しましょう。

⑧ 車高が低すぎる・タイヤやホイールがはみ出している

車をカスタムしている方は、車高やホイールの適合にも注意が必要です。

見た目を重視して変更したパーツが、保安基準に適合していない場合があります。

車高が低すぎる

車高を下げるカスタムでは、最低地上高や車体の寸法などに注意する必要があります。

一般的な目安として、最低地上高は9cmとされていますが、車両の条件や測定対象となる部分などによって扱いが異なる場合があります。

単純に地面から車体までの距離を測るだけでは、正確な判断ができないこともあります。

また、車高を下げたことでヘッドライトの光軸がズレる可能性もあります。

ローダウンしている場合は、車検前に最低地上高や灯火類などを確認してもらいましょう。

タイヤやホイールがフェンダーからはみ出している

ホイール交換では、リム幅やインセット、タイヤサイズの組み合わせによって、タイヤが車体から突出することがあります。

注意したいのは、ホイールのサイズだけでは判断できないという点です。

同じホイールでも、タイヤの幅や車両側の寸法によって取り付け後の状態が変わります。

また、回転部分の突出に関する基準は、測定方法や対象部分などの条件を踏まえて判断する必要があります。

「少しだけだから問題ない」と自己判断せず、装着後の状態を確認しましょう。

社外パーツを取り付けている場合

車検前には、次のようなパーツも確認しておくと安心です。

  • 車高調やダウンサス
  • 社外ホイール
  • エアロパーツ
  • 大型リアウイング
  • 社外マフラー
  • 灯火類の交換部品

社外品だから車検に通らないというわけではありません。

大切なのは、取り付け状態や車両との組み合わせを含め、必要な基準に適合しているかどうかです。

購入時に適合情報を確認し、不安がある場合は取り付け前に整備工場へ相談しましょう。

⑨ マフラーの排気漏れや排気ガスの異常

マフラーは、排気ガスを排出するとともに、エンジンから発生する騒音を抑える役割を持っています。

劣化や損傷が進むと、排気漏れや騒音の増加などが発生することがあります。

マフラーから異音がする

普段より排気音が大きくなった場合は、マフラーの損傷や接続部分の排気漏れなどが考えられます。

特に、次のような症状がある場合は点検を受けましょう。

  • 排気音が以前より大きくなった
  • 金属がぶつかるような音がする
  • マフラーに大きな錆や穴がある
  • 接続部分から排気が漏れている
  • マフラーが正しく固定されていない

社外マフラーは車検に通る?

社外マフラーでも、適用される騒音規制などの基準に適合していれば使用できます。

ただし、製品の適合条件や車両の年式によって必要な要件が異なる場合があります。

購入時には、対応車種だけでなく、年式や型式なども確認しましょう。

また、消音器の取り外しや不適切な加工などによって基準に適合しなくなると、車検に通らないだけでなく、法令上の問題が生じる可能性もあります。

排気ガスの状態も確認される

車検では、車両に適用される排出ガスの基準も確認されます。

エンジンの不調や排気ガス浄化装置の異常などによって、基準を満たせなくなることがあります。

エンジン警告灯が点灯している場合や、異常な排気、普段と違う臭いなどがある場合は、早めに点検を受けましょう。

⑩ シートベルト・警告灯などの保安装置

最後に確認しておきたいのが、シートベルトや警告灯などの保安装置です。

普段はあまり意識しない部分ですが、故障や部品の取り外しなどが原因で、車検に影響する場合があります。

シートベルトが正常に使えるか

シートベルトは、事故が発生した際に乗員を保護する重要な装置です。

次の項目を確認しておきましょう。

  • ベルトに大きな損傷がないか
  • 正常に引き出せるか
  • 差し込み部分が確実に固定されるか
  • 巻き取り機構が正常に動くか
  • 警告灯や警告音が正常に作動するか

シートベルトを外したり、不適切に加工したりすることは避けましょう。

エアバッグやABSなどの警告灯

メーター内に警告灯が点灯している場合は、車両の状態を確認する必要があります。

ただし、すべての警告灯が点灯しているだけで一律に車検不合格になるわけではありません。

警告灯の種類や点灯する理由、車両に適用される検査基準によって判断が異なります。

エンジン始動時に点灯した後、正常に消灯するものもあります。

一方、エンジンを始動しても警告灯が消えない場合や、走行中に新たに点灯した場合は、故障が発生している可能性があります。

故障診断機などによる点検が必要になることもあるため、自己判断で警告灯を消すのではなく、原因を確認してもらいましょう。

なお、電子制御装置の検査であるOBD検査については、対象車両や適用条件が定められています。すべての車が同じ条件で対象になるわけではありません。

車検前に自分でできるチェックリスト

ここまで紹介した内容をもとに、車検前に確認したい項目をチェックリストにまとめました。

車検前のセルフチェックリスト

車検に出す前に、確認できる項目をチェックしておきましょう。

① 外装・タイヤ

タイヤの溝が十分に残っている
タイヤに大きなひび割れや損傷がない
ホイールやタイヤが車体に干渉していない
タイヤやホイールが不適切にはみ出していない
フロントガラスに大きな傷やひび割れがない
ナンバープレートが正しく取り付けられている

② 灯火類・視界

ヘッドライトが正常に点灯する
ウインカーとハザードが正常に点滅する
ブレーキランプが正常に点灯する
テールランプやバックランプが正常に点灯する
ナンバー灯が正常に点灯する
ワイパーが正常に動作する
ウォッシャー液が正常に噴射される

③ 車内・走行状態

シートベルトが正常に使用できる
警告灯が異常に点灯したままになっていない
ブレーキの効きに違和感がない
足回りから異音がしない
マフラーから異常な音がしていない
車高や社外パーツに不安な点がない

※このリストは車検前の簡易確認用です。すべての項目を確認しても、車検への合格が保証されるわけではありません。ブレーキや足回りなどの専門的な点検は、整備工場に相談してください。

車検に落ちた場合はどうなる?

車検で不合格になった場合でも、必要な整備を行い、再度検査を受けることで合格できる場合があります。

ただし、不合格になった項目や検査の受け方によって、必要な対応や費用は異なります。

不合格になった項目を修理する

例えば、タイヤの溝が使用限度に達していた場合は、適切なタイヤへの交換が必要になります。

ヘッドライトの光軸がズレていた場合は、光軸調整などの対応が考えられます。

修理内容によっては、部品代や工賃が発生します。

再検査が必要になる場合もある

不合格になった項目を整備した後は、必要に応じて再検査を受けます。

再検査の方法や費用は、指定整備工場で受けたのか、運輸支局や軽自動車検査協会の検査場で受けたのかなどによって異なります。

そのため、車検を受ける前に、整備費用だけでなく、追加整備が必要になった場合の対応についても確認しておくと安心です。

車検費用を抑えるためにできること

車検費用をできるだけ抑えたい場合は、事前に車の状態を確認しておくことが大切です。

1. 消耗品の状態を早めに確認する

タイヤやワイパーゴムなど、劣化が進みやすい部品は、日頃から状態を確認しておきましょう。

車検直前にまとめて交換するよりも、必要な時期を把握しやすくなります。

ただし、まだ使用できる部品まで予防的に交換する必要はありません。安全性と費用のバランスを考えて判断しましょう。

2. 複数の整備工場で見積もりを比較する

車検費用は、法定費用だけでなく、点検整備費用や追加整備費用などで構成されます。

整備工場によって、基本料金やサービス内容が異なる場合があります。

見積もりを比較するときは、単純な総額だけでなく、次の項目も確認しましょう。

  • 車検基本料金
  • 法定費用
  • 点検整備の内容
  • 追加整備の費用
  • 部品交換の必要性

安さだけで決めるのではなく、必要な整備が含まれているかどうかも確認することが大切です。

3. 不要な追加整備がないか確認する

見積もりに交換部品が記載されていた場合は、交換が必要な理由を確認しましょう。

安全性を確保するために必要な整備もあれば、今後の予防を目的とした整備もあります。

内容を理解したうえで、優先順位を相談するとよいでしょう。

ただし、安全性や保安基準への適合に必要な整備を、費用を抑える目的だけで省くのは避けてください。

まとめ|車検前の点検で余計な出費を防ごう

車検で不合格になりやすいポイントには、タイヤの摩耗やライトの不具合、ガラスの損傷、ブレーキの異常、車高や社外パーツの不適合などがあります。

普段は問題なく走行できていても、部品の劣化や故障によって車検に通らなくなることがあります。

特に、タイヤや灯火類、ワイパーなどは、車検前に自分で確認しやすい項目です。

一方、ブレーキや足回り、排気ガス、光軸などは、専門的な点検が必要になる場合があります。

車検を控えている方は、次の3点を意識しましょう。

  1. 車検前に自分で確認できる項目をチェックする
  2. 異音や警告灯など、普段と違う症状を放置しない
  3. 不安な部分は早めに整備工場へ相談する

事前に車の状態を把握しておけば、必要な整備を計画しやすくなり、車検直前に慌てることも減らせます。

大切な車を安全に長く乗り続けるためにも、車検をきっかけに日頃の点検を見直してみましょう。

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